「大型出費が重なりそう…」
その不安、”数字”で見える化すると、意外と落ち着きます。
どうも、ロジパパです。一馬力で子ども3人+もうすぐ4人目。じつは今、車検や出産など大きな出費が短い期間に重なって、家計はかなりの綱渡り中です(その顛末は貯金が尽きかけた話に書きました)。
こういうとき、いちばん怖いのは「なんとなく厳しそう」のまま放置してしまうこと。そこで僕は、コードも書けないなりに、AI(Claude Code)に”これから数ヶ月の家計”をまるごとシミュレーションしてもらいました。
結果、ぼんやりした不安が具体的な数字に変わって、むしろ落ち着いて手を打てた。今日は、そのやり方と、やってみて分かったことを書きます。
「なんとなく不安」が、いちばん危ない
お金の不安って、たいてい”漠然と”しています。「このままで大丈夫かな…」とモヤモヤするけど、じゃあ具体的にいつ・いくら足りなくなるのか、と聞かれると答えられない。
でも、不安の正体は、たいてい”見えていないこと”。逆に、「◯月に◯万円足りなくなる」と数字で見えてしまえば、あとは手を打つだけ。怖さは、ぐっと小さくなります。だから、まず”見える化”してしまうのが先決でした。
AIに頼んだこと(非エンジニアのやり方)
やったことは、とてもシンプルです。これから数ヶ月分の「入ってくるお金」と「出ていくお金」を、日付と金額でAIに渡して、「日付順に並べて、残高がどう動くか計算して」と日本語でお願いしただけ。
- 入ってくるお金:給料、児童手当、ボーナス、など(入る日も一緒に)
- 出ていくお金:家賃、カードの引き落とし、保育料、大型出費(車検・旅行の先払いなど)
表計算ソフトも、プログラミングも要りません。数字を並べて渡すだけで、AIが「◯月◯日の時点で、残高いくら」という一覧を作ってくれます。人間が電卓でやると心が折れる作業を、一瞬で。
やってみて分かった、意外なこと
実際にやってみて、いちばん「おっ」となったのは
いちばん苦しい”谷”が、自分の予想とは違う月にあったことです。
なんとなく「出産のある月がいちばん苦しいだろう」と思い込んでいたのですが、AIに並べてもらうと、本当の底はその後の、”大きな引き落としがあるのに、まとまった入金はまだ来ない”タイミングでした。そして、これは悲しい嘆きですが、ぼんやり想像していたより、谷は深かった。
僕だけじゃないはず。人間の直感は、こういう”時間差”を読み違えます。先に数字で並べておいたおかげで、実際に苦しくなる前に、余裕をもって準備を始められた。これが、いちばんの収穫でした。
AIならではの、うれしいところ
このシミュレーション、AIだと特にラクな点が2つありました。
- 全部を一度に扱える:入出金がたくさんあっても、一気に並べて計算してくれる。「抜けている項目はない?」の確認もお願いできる。
- “もしも”の計算が一瞬:「もし毎月の積立を〇万円だけ止めたら?」「もし月の残業が減って給料が〇円になったら?」——こういう”条件を変えた場合”を、その場で計算し直してくれます。手作業だと全部やり直しになるところが、一言で終わる。ここが本当に強い。
おかげで、「この谷を越えるには、どの手を打つのが一番ラクか」を、いくつも試して比べられました。
注意:数字は”自分が”正確に用意する
ひとつだけ、大事なこと。AIは、渡した数字が間違っていれば、間違った答えを出します。だから、入れる金額や日付は、自分でちゃんと確認して用意する。AIは”計算係”であって、”数字を勝手に作る係”ではありません(そこは、お願いしても勝手に埋めないよう、いつも伝えています)。
計算と整理はAIに任せる。でも、元になる数字と、最後の判断は自分。この分担が、いちばんしっくりきました。(AIにどこまで任せているかはClaude Code実験ガイドにまとめています。)
まとめ:大型出費の前は、AIで”先に見える化”
車検、出産、進学、車の買い替え…。時期が読める大型出費は、重なると一気に苦しくなる。でも、重なると分かっているなら、先に数ヶ月分を並べて、谷がどこにあるかを見ておくだけで、慌てずに済みます。
非エンジニアの僕でも、日本語でお願いするだけで、それができました。お金の不安を、”モヤモヤ”のままにせず、”数字”に変える。その一手として、AIはかなり頼りになります。同じように大型出費を控えて不安な方の、参考になればうれしいです。
(我が家の守りの考え方は生活防衛資金の記事や家計立て直しガイドに、出産まわりのお金はこの記事にまとめています。逆に、”過去”の数字のつじつま合わせにAIを使った話はAIで家計の数字を総点検した話にどうぞ。)
よくある質問(AIで家計シミュレーション)
Q. 具体的に、AIに何と頼めばいい?
「これから数ヶ月の収入と支出を、日付と金額で渡すので、日付順に並べて、各時点の残高を計算して」でOKです。あとは数字を貼るだけ。プログラミングは要りません。
Q. 家計簿アプリのシミュレーション機能と何が違う?
アプリは決まった形式への入力が必要ですが、AIは「もし積立を止めたら」「もしボーナスがずれたら」といった”条件変更”を、そのつど言葉で頼んで計算し直せます。融通が利くのが強みです。
Q. 数字を渡すのは、セキュリティ的に大丈夫?
不安なら、金額の桁を丸める・実額でなく概算で渡す、でも十分シミュレーションになります。僕も、細かい実額より「ざっくりいくら」で試すことが多いです。
Q. AIの計算、そのまま信じていい?
計算そのものは正確ですが、”渡した数字”が間違っていれば結果も間違います。元の数字は自分で確認、最後の判断も自分で、が基本です。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。


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